本当に困った存在は中年から初老かな?
昨日、知り合いというか先輩と夏恒例の飲み会の帰り。はしごをするタイプの方ではないので、私も珍しく早い目にJRで帰宅をしたのですが、その車中でのことです。座席の隣(窓側)に少しくたびれた感じの中年サラリーマンが座りました。鞄の中をゴソゴソとかき回し数枚の広告かパンフレットのような物を取り出し、窓と座席の背もたれとの隙間に差し込んだのです。
「はは~ん、さてはここにおいて下車する気だな」
ちょうど私が降りる駅で彼も立ち上がり、案の定そのまま下車しようとします。
「おいおっさん。それ持って帰れよ。電車はゴミ箱とちゃうぞ!」
若干酔っていたせいもあって、小さめの声ですが注意をしました(言葉遣いが汚いのは関西人ということでご容赦を)。逆ギレされるかとも思ったのですが、素直にチョロッと頭を下げて持ち帰りました。手持ちで邪魔になるのならまだしも、鞄からわざわざ取り出してるのですから捨てる気満々です。
私の偏見かもしれませんが、このような類いの非常識な行為をよく見かけるようになった気がします。それも中年から初老までのサラリーマン風男性限定で。
逆に若者、それも反抗心旺盛なはずの中高生の迷惑行為はほとんど見かけなくなりました。まぁそれはそれで問題なのかもしれませんが。
若者の場合は、それが迷惑行為であるというところまで考えが及ばず、歳を重ね社会生活での経験を積んで分別のある大人に成長するのでしょうが、模範となるべき年齢の迷惑行為は本当にみっともない。
とまぁ自分のことは棚に上げ・・・。ですが、私ももう初老の域なので、社会の模範となり得るよう普段の行いには注意しようと考えさせられた出来事でした。
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