BTS問題。マスコミの姿勢がよくわかるいい事例でしたね。
「BTS(防弾少年団)」問題。デリケートで触れたくない問題ではあるのですが、その内容よりマスコミの対応にもの申したい。
問題が発覚した当初はマスコミはこぞって無視。ネットから出てきた話ですから、真偽も定かではないのでそれは仕方ないのかもしれません。出演予定番組を抱えていた2放送局は慌てて対応しましたが(1社は保留中?)、それも自社を守るためで、問題に向き合ったわけではありません。
昨日、当事者所属事務所から謝罪文が出されました。途端にマスコミは一斉報道。本人たちは謝罪してないと思うのですが・・・。
一応コンサートで頭を下げたようですが、誤解を招き迷惑をかけて申し訳ないと言っているだけで、やったことへの反省や謝罪は一切無し。とは言っても、別に謝罪を求めているわけではありませんし、本人たちの置かれた環境(国策や教育など)を考えれば、むしろ熱い若者なのかもしれません。
いわゆる慰安婦問題や徴用工問題は、時の流れの中でどうしても第三者的な目で見てしまい、「両国政府で勝手にやってて」と思うのですが、現在進行形の現役人気アーティスト(私はTwiceの方がいいww)を応援してあげたい気持ちは、沢山の方が持っていると思います。やはりマスコミがその経緯や両国の考え方の違いをちゃんと説明しないと、溝は深まるばかりです。いろいろ腹の立つことは多々ありますが、いがみ合うのではなく、お互いに仲良くしたいですしね。
マスコミもしっかりしないと、欧米の音楽評論家が「音楽が特定の国による不健全な目的の為に使われている」といことに最近気付き、指摘し始めたこともお忘れなく。